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≪生コンクリートの品質管理について≫
1 品質管理体制構築までの経緯
山形県生コンクリート工業組合では、県内生コンクリート工場で出荷した製品の信頼性を
高めることを目的に、品質管理の透明性及び公平性の確保に取り組んでまいりました。
●昭和61年(1986年)には
産・官・学の代表委員で構成する「県生コンクリート品質技術対策協議会」を発足させ、
品質管理監査に関わる諸事業を体系的に組み立て、規約、規定を整備すると共に、関係
行政、試験研究及び学術機関、関係団体、業界の組織的、体制的な協力を仰ぎ、山形方式
と称される品質管理監査事業の制度化を実現しました。
●平成3年(1991年)には
全国生コンクリート工業組合連合会から品質管理に係る「全国モデル工業組合」として
指定を受けました。
●平成6年(1994年)には
建設省東北地方建設局(現在の国土交通省東北地方整備局)から「信頼できる監査制度」
山形県土木部(現在の山形県県土整備部)から「推奨できる監査制度」として認定を受け
ました。
全国生コンクリート工業組合連合会においては、産・官・学で構成する「全国生コンクリート
品質管理監査会議」を発足(平成7年(1995年))させ、平成8年に、都道府県においても
産・官・学の体制からなる「〇〇県生コンクリート品質管理監査会議」を設立し、業界全体と
して全国統一品質管理体制制度が構築しました。
●平成12年度からは
全国統一品質管理監査制度の更なる普及を図るため、全国会議が品質管理の仕組み及び適合
性を承認した工場に対して、全国共通の識別標識である㊜マークを交付する制度を導入しま
した。
●山形県工業組合は、平成9年(1997年)より現行体制の「県生コンクリート品質管理監査会
議」へ移行しております。


2 品質管理監査制度の仕組み
全国統一品質管理監査制度の仕組み

この監査制度は、全国会議(全国生コンクリート工業組合連合会設置の全国生コンクリート品質管理監査会議)が生コンクリート業界からの要請に基づいて、実施しているものであり、全国会議と地区会議が実施しております。
また、全国会議は規程、基準等の原案を作成するため運営委員会を設置しております。(山形)地区会議は、総合的な監査計画の立案、立入検査の実施、立入結果による合否の判定、改善を要する工場への勧告及び改善の確認、監査結果の公表、結果の全国会議への報告、工場経営者及び工場責任者に対する品質管理研修等を実施しております。
電話:023-632-5654 FAX : 023-631-6875 mail : yamagata@zennama.or.jp

山形県生コンクリート工業組合
〒990-0024
山形市あさひ町18‐25 山形県建設会館5階